
わな猟初心者向け実践講座を北九州で企画中|箱罠・くくり罠・ICT・餌付けを1日で学ぶ

北九州ジビエでは現在、これからわな猟を始めたい方や、狩猟免許を取得したもののなかなか捕獲につながらない方を対象にした、
「北九州わな猟実践塾(仮)」
という1DAYの有償講座を企画しています。
まだ正式募集ではありません。
まずは、
「この内容なら参加してみたい」
「こういうことを教えてほしい」
という皆さまの声を聞きながら、実際に需要があるのかを確認したうえで開催を検討したいと考えています。


特別な技ではなく、誰でも実践できる方法を
この実践塾で私がお伝えしたいのは、
「長年の経験を積んだ人にしかできない技」
「私にしかできない特殊な捕獲方法」
ではありません。
むしろ、その逆です。
誰でも簡単に取り入れることができ、実際の現場ですぐに活用できる方法。
そこを中心にお伝えしたいと考えています。
わな猟は、罠を購入して設置すれば簡単に捕獲できるものではありません。
設置場所、餌、見回り、罠の調整、捕獲後の対応など、実際にやってみないと分からないことが非常に多くあります。
一方で、これから始める方がそうした情報を体系的に学べる機会は、決して多くありません。
北九州わな猟実践塾では、現場で実際に使っている方法や、失敗から改善してきた経験まで含めて紹介していきます。
現役世代の大きな負担「毎日の見回り」を減らしたい
わな猟を続けるうえで大きな負担になるのが、毎日の見回りです。
特に私たちのように本業を持ちながら有害鳥獣捕獲や狩猟に取り組む現役世代にとって、毎日すべての罠を確認して回ることは大きな負担になります。
そこで今回の実践塾では、
月々約200円で運用できるICTカメラ
をご紹介します。
スマートフォンがあれば、いつでもどこでも箱罠の状態を確認できます。
さらに、
月々約100円で運用できる自作ICTセンサー
もご紹介する予定です。
箱罠やくくり罠が作動するとメールで通知される仕組みで、特別な専門知識がなくても比較的簡単に導入できます。
高額な監視システムではなく、
できるだけ安く、できるだけ簡単に、現場の負担を減らす。
これも、この実践塾の大きな特徴です。
このICTの運用方法だけでも、わな猟をしている方にとって十分価値のある内容になると考えています。
箱罠は「設置場所」だけでなく「餌」が決め手
箱罠猟では、もちろん設置場所も重要です。
しかし、どれだけ良い場所に箱罠を設置しても、イノシシが箱罠の中まで入ってくれなければ捕獲にはつながりません。
そのため、非常に重要になるのが餌付けです。
インターネットでイノシシ用の餌を調べると、発酵させたり、数日間仕込んだりする方法もたくさん紹介されています。
しかし、仕事をしながら罠猟をする方にとって、毎回手間のかかる餌を準備するのは現実的ではありません。
私が実際に使っている餌は、
すべて普通に市販されているもの。
特別な加工も必要ありません。
そのまま使うことができ、高額なものでもありません。
実践塾では、
「何を使うのか」
だけではなく、
「どこに撒くのか」
「どうやってイノシシを箱罠の奥まで誘導するのか」
「どのタイミングで餌の撒き方を変えるのか」
といった、実際の捕獲につなげるための餌付け方法までお伝えする予定です。
2つのメーカーのイノシシ用箱罠を実際に組み立てます
実践塾では、イノシシ用箱罠について、写真や資料を見るだけではありません。
実際に2つのメーカーの箱罠を組み立てます。
メーカーによって構造や組み立て方法、使い勝手などにも違いがあります。
実物を自分たちで組み立てながら、
「どこが違うのか」
「実際に設置するときは何に注意するのか」
などを学んでいただく予定です。
その後、実際に箱罠を設置しているフィールドへ移動し、現場の箱罠も見学します。
実際に餌を撒き、くくり罠も設置
午後のフィールド実習では、
実際の箱罠への餌撒き
も行う予定です。
座学で聞くだけでは分かりにくい餌の位置や量、誘導方法などを、実際の現場で確認してもらいます。
さらに、
くくり罠の紹介・設置実習
も実施します。
くくり罠の基本構造や設置方法だけではなく、
ワイヤーの交換方法
など、実際に使い続けるうえで必要になるメンテナンスについても紹介します。
成功事例だけではなく「失敗事例」も教材にします
わな猟では、成功したときの話だけを聞いても十分ではありません。
むしろ、
なぜ捕れなかったのか。
なぜ逃げられたのか。
という失敗事例から学ぶことの方が多くあります。
今回の実践塾では、実際の映像を使って失敗事例も紹介します。
例えば、
箱罠のストッパーを掛けていなかったことで、捕獲したイノシシに脱出された事例。
また、
箱罠の扉が落ちているのに中に何もいない理由。
こうした実際の映像を見ながら、
「なぜ起きたのか」
「どうすれば防げたのか」
を一緒に考えていきます。
止め刺しや保定は映像で学びます
今回の1DAY講座では、実際の捕獲や止め刺しをカリキュラムには組み込みません。
理由は、野生動物の捕獲は予定どおりにいくものではないためです。
講座当日に必ず捕獲できるとは限りません。
捕獲できなかった場合、そのたびに補講を行う形にすると、受講生側・運営側双方に大きな負担が生じます。
そのため、
止め刺しや捕獲後の対応については、実際の映像を使って解説します。
箱罠の中にいるイノシシをどのように扱うのか。
くくり罠に掛かったイノシシに対してどのように対応するのか。
捕獲時に必要になる装備や安全管理についても紹介します。
「映像で見る囲い罠の実証実験」
今回の実践塾では、通常の箱罠やくくり罠だけではなく、
囲い罠
についても紹介します。
現在、関係機関と囲い罠の実証実験に取り組んでいます。
私自身も初めての試みで、最初からすべてうまくいったわけではありません。
イノシシが入る。
しかし、逃げられる。
構造を見直す。
もう一度試す。
そんな試行錯誤を繰り返してきました。
だからこそ、
完成した成功事例だけではなく、
実際にどのような問題が起き、どのように改善していったのか
を映像で紹介できます。
題して、
「映像で見る囲い罠の実証実験」
です。
現場でのリアルな試行錯誤も、ぜひ教材として活用したいと考えています。
お昼は「猟師のアジト」でジビエカレー
今回の講座は1DAYを予定しています。
午前中は、市民センター等を利用してパワーポイントによる座学。
その後、猟師のアジトへ移動します。
お昼は、
猟師のアジトでジビエカレー。
捕獲について学んだあと、実際にジビエを食べてもらいます。
わな猟は「捕獲して終わり」ではありません。
捕獲された野生鳥獣が適切に処理され、食材として命をつないでいくところまで感じてもらえればと思っています。
1日の流れ(予定)
現在検討している流れは、次のとおりです。
9:00 受付・自己紹介
午前
・イノシシの生態
・箱罠の基本
・餌付け
・ICTカメラ
・自作ICTセンサー
・失敗事例映像
・止め刺し・保定映像
・囲い罠実証実験映像
昼
・猟師のアジトへ移動
・ジビエカレーランチ
午後
・2メーカーの箱罠組み立て
・フィールドで実際の箱罠見学
・実際の餌撒き
・くくり罠の設置実習
・ワイヤー交換
・振り返り
・アンケート
・質疑応答
17:00頃終了予定です。
わな猟は「横のつながり」が少ない
私がこの実践塾を企画した理由の一つに、
わな猟をしている人同士の横のつながりの少なさ
があります。
狩猟免許を取得した。
罠も買った。
山に設置した。
しかし、なかなか捕れない。
誰かに相談したくても、身近に相談できる人がいない。
インターネットで調べても情報がバラバラで、自分の現場にどれが合っているのか分からない。
そうして捕獲につながらないまま、わな猟をやめてしまう方も少なくありません。
これは非常にもったいないことだと思っています。
受講して終わりにはしません
北九州わな猟実践塾は、
1日講座を受講して終わり
にはしたくありません。
実践塾を通じて受講者同士のつながりも作り、情報交換ができる場にしたいと考えています。
また、講座終了後も、
「罠を置いたけれど入らない」
「カメラには映るけれど警戒されている」
「餌の置き方を変えた方がいいのか」
など、実際に始めてから出てくる疑問についても、できる限りサポートしたいと考えています。
目標は、
講座を受講してもらうことではありません。
受講した方が、
実際の捕獲につながること。
そこまでを北九州わな猟実践塾の役割にしたいと考えています。
受講料は18,000円+税を予定
現在検討している受講料は、
18,000円+税
です。
ジビエランチ代も含みます。
開催場所は、
北九州市門司区内
を予定しています。
定員についても、実際に箱罠を組み立てたり、くくり罠を設置したりできるよう、少人数制を考えています。
まずは皆さまのご意見をお聞かせください
繰り返しになりますが、今回は正式募集ではありません。
まずは、
「この内容なら参加したい」
「日程が合えば参加したい」
「ここをもっと詳しく知りたい」
「こんな内容も入れてほしい」
など、皆さまのご意見を聞かせてください。
今後の講座内容や開催日の参考にさせていただきます。
ご意見は、
InstagramのDM
または、
までお願いいたします。
【お問い合わせ先】
北九州ジビエ
【実施予定場所】
北九州市門司区内
これからわな猟を始めたい方。
狩猟免許は持っているけれど、なかなか捕獲につながらない方。
ICTを活用して見回りの負担を減らしたい方。
ぜひ皆さまの声をお聞かせください。
