アライグマが屋根裏に住み着くことの危険性
可愛らしい見た目とは裏腹に、アライグマが屋根裏に住み着くことは、住宅に多大な被害をもたらす深刻な問題です。
ここでは、アライグマが引き起こす具体的な危険性について詳しく解説します。
住宅構造へのダメージ
- 糞尿による腐食: アライグマは特定の場所に糞尿をする習性があり、その蓄積は天井や壁を腐食させ、構造を弱める原因となります。
- 断熱材の破壊: 暖かい場所を求めて断熱材を引っ掻き回し、断熱性能を低下させ、冷暖房費の増加や結露といった問題を引き起こします。
- 巣作りによる被害: 屋根裏を巣として利用するため、天井裏を歩き回り、梁や柱を傷つけることがあります。
健康被害
- 感染症: アライグマは、狂犬病や回虫などの病気を媒介する可能性があります。糞尿を触ったり、噛まれたりすることで感染するリスクがあります。
- アレルギー: アライグマの毛やフケ、糞尿のアレルゲンによって、アレルギー症状を引き起こす可能性があります。
- 不快な臭い: 糞尿による悪臭は、生活環境を著しく悪化させ、精神的なストレスを与える可能性があります。
その他の被害
- 騒音: 夜間に活動することが多く、足音や鳴き声による騒音が発生し、睡眠を妨げます。
- 異臭: 糞尿だけでなく、死骸の腐敗臭も発生し、周辺住民に迷惑をかけることがあります。
- 二次被害: アライグマの侵入によって、他の害虫や害獣を誘引する可能性もあります。
アライグマが屋根裏に住み着いたときの対処法
アライグマが屋根裏に住み着いてしまった場合は、弊社、鳥獣総合対策センターへ相談することをおすすめします。
自分で駆除しようとすると、アライグマを刺激してしまい、攻撃される危険性があります。
私どもは、安全かつ確実にアライグマを捕獲、または駆除し、侵入経路を塞ぐ対策を行います。
予防策
- 侵入経路の封鎖: 屋根裏への侵入経路となる穴や隙間をしっかりと塞ぎましょう。
- ゴミの適切な処理: ゴミはしっかりと密閉し、アライグマが寄ってくるような場所を作らないようにしましょう。
- 定期的な点検: 定期的に屋根裏や外壁などを点検し、異常を発見したら早急に手を打ちましょう。
まとめ
アライグマは可愛らしい見た目とは裏腹に、住宅に多大な被害をもたらす害獣です。
一度住み着かれると駆除が難しく、住宅の構造や健康に深刻な影響を与える可能性があります。
アライグマの被害に遭わないために、日頃から予防策を心掛け、早期発見・早期対策を心がけましょう。