代表挨拶
私は1年を通して北九州市門司区でイノシシやシカ、アライグマ、アナグマ、タヌキの捕獲、駆除に努めています。
近年、福岡県下でも多数被害が報告されているということから、門司区だけでなく
北九州市八幡西区、八幡東区、戸畑区、若松区、小倉北区、小倉南区、京都郡苅田町まで対応を広げることとなりました。
私は猟犬と共に猟銃を担いで山を歩いたり、箱罠やくくり罠を仕掛けて見回りをしたりしています。
肌で感じるところは2つ。
まず1つ目は、年々、田畑が耕作放棄地に変わっていっているところです。
一方、耕作放棄地から田畑に戻るケースはほとんどありません。
田畑の多くは山あいにあるため、山と耕作放棄地の区別が付かず、エサが多くて隠れやすい耕作放棄地に有害鳥獣が棲みつくことが増えてきました。
この耕作放棄地が近年、住宅地にイノシシやシカ、クマなどが出没する大きな原因の1つとなっています。
2つ目は空き家が目立つようになってきたことです。
特に山の中腹や麓にある住宅は、交通の便の悪さや日当たりの悪さで老朽化が進みやすいというのもあってか
田舎に行けば行くほど、空き家の数が多くなっています。
長く空き家が続けば、さらに老朽化が進み、売りに出しても売れない状態が続くというスパイラルに陥っているのが現状です。
そういった空き家にアライグマやハクビシンが棲みつくようになり、近隣住宅に出没して被害をもたらしていることも報告されています。
突然ですが、私たちが住んでいる北九州市の人口推移をご存知でしょうか?
毎年7,000〜8,000人以上、人口が減少しています。
北九州市の試算によると、20年後の令和27年には北九州市の人口が約77万人
65歳未満の労働人口が40万人となり、約2人に1人が65才以上という超高齢化社会となります。
20年後を想像してみてください。
今ある空き家はすでに廃墟と化し、約14万人分いない家や部屋があります。
さらに耕作放棄地や放置された孟宗竹は増え、道路の脇には雑草が生い茂ていて、通行の妨げになっているでしょう。
山と住宅との境がなくなり、害獣が住宅地に出没するようになり、住民の安全が脅かされることとなります。
駆除という言葉があります。
駆除とは追払いのことです。
追い払ったとて、その害獣は生き延び、別の場所に行ってまた被害をもたらせて増加の一途を辿ります。
そういったことから、有資格者でもある私どもは駆除ではなく、未来の子供たちのためにも捕獲することを目的としています。
可哀想だ!
というご意見は必ずあります。
ですが、心配なさらないでください。
目から光を失っていく姿を目の当たりにしている私たちが、一番可哀想だと思っています。
人間と動物が共存共生するには仕方のないことで、誰かがやらないといけない。
それは誰かではなく私たちで、実際に住民に危害を及ぼしている、または危害を加える可能性がある害獣のみ捕獲しています。
有害鳥獣駆除、捕獲へのご理解をよろしくお願い致します。
有害鳥獣総合対策センター
センター長 石田 篤頼
会社概要
〒800-0011
福岡県北九州市門司区奥田3-9-26
株式会社いのはんプロダクツ
電話番号: 070-4763-0464
メール: info@shuryo.com
主な事業内容
イノシシ、シカ、アライグマ、アナグマ、タヌキの有害鳥獣駆除及び捕獲
食肉(ジビエ肉)処理施設及び民泊、狩猟体験
害獣駆除、捕獲に関するコンサルティング
主な資格
狩猟免許(第一種銃猟、罠猟)
有害鳥獣捕獲許可証(イノシシ、シカ、アライグマ、アナグマ、タヌキ)
猟銃所持許可証
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